五十嵐 元気
Genki Igarashi
2008年入社
高校 卒
部品2グループ 加工2チーム

自分で考えて仕事を改善できるって、ほんとうにおもしろい

どんなお仕事をしていますか?

入社して5~6年は、プレスの仕事をしていました。

プレスの機械は数百トンのかなり大きいものなんですけど、工場見学で初めて見たときに「この機械を動かせるのか~!」 とウキウキしました。実際に動かしてみると、けっこう力もいるし、操作には気を使いますね。

今は部署異動して、NC(Numerical Control)という機械を使いながら部品加工の仕事をしています。


失敗談を教えてください!

加工の仕事で、NCのプログラムの設変(入射角の変更)があったんですが、納期の都合などもあってバタバタ対応していました。その時に、設変前のプログラムを入れてしまって、そのことに誰も気付かないまま、相当な数の加工をしてしまったんです。

後になって、上司から「入射角が違う」と指摘があって、慌ててプログラムを確認したら、設変前のままになっていたことが判明しまして。

けっこうヘコんだ出来事だったんですが、これもいい経験と捉え直して、仕事の品質を高めるための教訓にしています。


仕事のやりがいはどんなところですか?

これまで本格的な「改善」をしたことがなかったんですけど、改善を覚えたら仕事が楽しくなりましたね。

会社に改善部屋というのがありまして、面倒見のいいベテランの先輩が指導してくれるんです。部長が「改善部屋にこもれ」って1ヵ月くらい時間をくれまして。ここには溶接場とかもあって、僕もそこで溶接できるようになったし、本当に良い経験ができる場です。

以前、1日分の業務が止まるレベルのトラブルが発生したときに、上司から「何か改善はないか」と言われたんです。普段の作業の中で「やりにくいな」「こうしたらいいな」という課題認識はありましたので、空いた時間を使って改善部屋と作業場を行き来して、実際に改善することができました。

自分で考えて試行錯誤して、それが仕事の改善につながっていく、っていうのは、苦労もありますけど、やりがいを感じる時ですね。


アイシン精機(愛知県)への出向経験があると伺いました

愛知県にある、アイシン精機㈱小川工場に出向しました。期間で言うと、7ヵ月間と3ヵ月間の通算1年弱、2回に渡って行ってきました。そこで感じたのは、アイシングループの規模の大きさと、会社の雰囲気の違いです。

アイシン精機では本当に目が回るくらい忙しくて、バタバタ走りまわって仕事をやらないといけない雰囲気で、山形クラッチの方が、良くも悪くも、のんびりと仕事ができるかな。

とても勉強になって成長できたけど、正直なところ、僕には山形クラッチの方があっているなぁと実感しました。


入社のきっかけを教えてください

学校の求人票を見て、場所とか条件とか、仕事内容を見て志望しました。

僕は、庄内でも新潟寄りの温海町の出身なのですが、ちょうど家を出て一人暮らしをしたかったのもあって、いい感じに距離があるのも良かったです。

受験の時に、けっこう志望者が多くて、「これは落ちたな・・・」と思ったのですが、幸いなんとか受かって本当に良かったです。面接の練習はかなりしたんですけど、それが実際に役に立ったかは・・・、?ですね(笑)


山形クラッチのどんなところが好きですか?

職場の雰囲気が明るくて、人間関係がいいところです。仕事をするうえで一番大事なのは、やっぱり人間関係だと思うんです。

女性陣が賑やかで明るいし、イヤなところは思いつかないですね。