平野 真人
Masato Hirano
1997年入社
高校 卒
工機・鍛造グループ 工機チーム

自動車の「ものづくり」で成長を実感しています!

お仕事内容を教えてください

金型の工機の仕事をしています。

工機といっても分かりにくいと思いますが、わかりやすく言うと、クラッチをはじめとする、自動車に搭載されている製品を作り出す為に、金型の設計から、様々な工場設備を活用してカタチにしていく全般の仕事と言った方が伝わるかもですね。

山形クラッチには、とても大きなプレス機械から、細かい切削を行う為のマシニングの機械など、多くの種類の設備機械がところ狭しと並んでいて、僕は携わって約20年になりますが、本当に奥の深い世界だなぁと思います。


専門知識はいつ、どうやって身につけたのですか?

高校は地元の羽黒高校で、自動車が好きだったこともあって、漠然とこの業界を見ていましたが、正直、クラッチのことも、金型のことも、入社するまでは全然知りませんでした(笑)

なので、仕事に必要な知識は、すべて入社してから、面倒見の良い先輩たちに教えてもらいながら、仕事を通じて身に着けました。

「ものづくり」の仕事は、経験しないとものにならないので、まずはやってみて、失敗しながら学んで行くことしかないし、近道はないですね。

で、これまで出来なかったことが、やれるようになったり、材料でしかなかったモノが、形になったりといった小さな成功を繰り返して行くうちに、順番に自信がついてくる感じですかね。


仕事の面白みは何ですか?

ものづくり全般に関わっている実感が湧くことですね。

会社がそんなに大きすぎないこともあって、設計者も現場もすぐ目の前にありますし、会社の中に知らない人なんていない。

なので、設備機械の入れ替えをするときも、業務の段取りを行なうことも、ストレスなく調整できるのは本当に助かります。


逆に、仕事の苦労は何ですか?

20年やってきても分からないことや、失敗してしまうこともあるんです。

大きな声では言えないんですが、つい最近もちょっと(だいぶ?)やらかしまして。。。

新しい仕事ややったことのないことに挑戦するときには、失敗は仕方ないんですけど、変にプライドとか持ってしまうと素直に失敗したことを上司に言えなかったりすると、対応も遅れますし、良くないので、会社の中ではなんでも相談したり報告したり、極力オープンに仕事をすることを心がけています。


就職活動を行っている方々へ一言お願いします。

就職活動お疲れ様です! どこの会社にいっても仕事は大変ですし、早起きは大変ですし、心配もたくさんあると思います。

僕もそうでしたが、最初は本当に右も左もわからなくて、いつも先輩にお世話になりっぱなしで、30才くらいになった時に、ようやく一人前になれたかなぁ、くらいでした。

ですので、会社を選ぶときには、仕事の内容もそうですが、会社の雰囲気とか人間関係とか、そういう部分がかなり大切だと思っています。

僕も自分がしてもらったように、後輩には結構やさしく、丁寧に教えるんですよ!だって早く若い人が育ってくれた方が、自分もどんどん楽になるんですからね(笑)